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学校の先生方へ

いつもの教室を美術館の展示室に移して、本物の絵画や彫刻を前に鑑賞教育の授業を行ってみませんか?
DIC川村記念美術館では、展示作品を前にして先生が司会役となり、生徒たち同士が作品について自由に話し合う授業をお手伝いする「美術教育サポート」を行っています。

美術教育サポートのご案内

美術館で授業をしてみませんか?

このプログラムは、ニューヨーク近代美術館の教育部門でアメリア・アレナス[※]らが開発した対話型鑑賞教育の方法論に基づくもので、これまでに延べ130校、1万人以上の子どもたちが参加してきました。

[※] アメリア・アレナス=ベネズエラ出身の美術史家。ニューヨーク在住。鑑賞教育にまつわる書籍を執筆する傍ら、アメリカ、ブラジル、スペイン、日本など世界の美術館や学校で講演、ギャラリートーク、対話型鑑賞教育の指導を行う。

美術の知識がなくても指導できます。

このプログラムの目的は、生徒たちに作家名や作品の意味といった美術史的な知識を教えることではありません。生徒一人一人に作品をじっくり見てもらい、自分の意見や考えを発言させ、「美術は知識に頼らなくても自由に鑑賞し、楽しめるもの」と気付かせることだからです。先生の役割は、生徒たちが心を開いて会話できる雰囲気を作り、彼らの発言の交通整理をするだけですので、美術に限らずあらゆる教科の先生方に参加していただけます。

多角的な学習効果が期待できます。

美術鑑賞の楽しさを若いうちから知っておくこと自体、人生を豊かにする糧となりますが、このプログラムの目的はそれだけではありません。対話型鑑賞教育の授業が子どもたちの観察力、想像力、注意力、言語表現力、コミュニケーション能力、抽象的・哲学的思考力などを伸ばす一助になり、アメリカで行われた調査では、美術以外の教科にも良い影響を与えることが報告されています。

来館までの流れ

[Step1] 美術館での事前打ち合わせ

当館スタッフが先生にプログラムをご説明し、展示室の下見へご案内します。

[Step2] 教室での事前授業

当館スタッフが学校へ作品写真のスライド(または画像データ)をお持ちしますので、それら を教室で映写し、生徒から発言を引き出してみましょう。美術館での鑑賞にそなえて楽しい対話になるような雰囲気作りが大切です。

[Step3] 美術館での作品鑑賞

クラスを美術館に引率し、実物の作品をよく見ながら対話を促します。先生は司会役に徹し、最後に皆の意見をまとめてください。

[Step4] 教室でのまとめ

参加した生徒たちに意見交換の続きをさせたり、感想を述べさせたりして授業の記憶を定着させます。

プログラム参加にあたって

  • 参加費として1クラス3500円を申し受けます。
  • このプログラムは、小学校と中学校を対象に開発されたものですが、美術クラブ、選択教科、教員研修、家庭教育学級などでもご参加いただけます。ただし、料金体系などが変わる場合がありますので、ご相談ください。
  • プログラム実施は美術館の開館日、開館時間内に限ります。
  • 小学生の場合は、できるだけクラス単位でご来館ください。(お互いをよく知る仲間同士のほうがリラックスして意見交換ができます)
  • 美術館での鑑賞時間はたっぷり1時間以上とってください。
  • お弁当を持参して、美術館の庭園でお召し上がりいただくこともできます。
  • 送迎バスを美術館でご用意できる場合があります。ご相談ください。

参考図書のご紹介

学校教材として、アメリア・アレナスによる対話型鑑賞法の指南書『MITE! ティーチャーズキット』(全3巻/淡交社)が出版されています。各巻に10時限分、30点の作品がカラー図版とCD-ROMに収録されているので、いつでもスライド授業ができます。本プログラム開始時の記録をまとめた『まなざしの共有』(淡交社)と合わせてご参照ください。

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