コレクション♪リコレクション VOL. 1

5 Rooms 彫刻/オブジェ/立体

2013年4月27日(土) - 7月15日(月・祝)

時間:
9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:
月曜(ただし4月29日、5月6日、7月15日は開館)、5月7日(火)
主催:
DIC株式会社
後援:
千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会

入館料

  • 一般 900円
  • 学生・65歳以上 700円
  • 小中学生・高校生 500円

団体(20名以上):

  • 一般 800円
  • 学生・65歳以上 600円
  • 小中学生・高校生 400円

障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):

  • 一般 700円
  • 学生・65歳以上 500円
  • 小中学生・高校生 300円

※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です

概要

2013年度は年間を3期に分け、当館のコレクションを全館においてご紹介いたします。
4月からはその第一弾として、2008年に増築された正方形の展示室(203展示室)に5つの部屋を設けて「5 Rooms」と題し、所蔵作品から選んだロダンから現代までの彫刻、オブジェ、立体作品約40点を展観いたします。今まで展示される機会の少なかった作品も含め、各部屋に展開される彫刻や立体作品の空間美を、この機会にお楽しみください。

見どころ

ロダンは、人間の理念や理想を粘土の肉付けによる彫刻作品によって追求し、近代彫刻に燦然と輝く業績を残しました。しかしロダンが活躍した19 世紀末から、続く20 世紀にかけては、社会全体が変化した激動の時代であり、美術においても大きな変革が起こりました。そして社会の構造の変化や物質文明、科学技術の進展にともない彫刻という概念に収まらない作品が次々と登場します。

芸術家たちは既成の物体を用いたオブジェによって、物の本来の意味や関係性を捨て去り、人間と物体のあいだに新しい関係を築くことを模索します。また、新しい技術によって生み出された様々な素材は、従来とは異なった空間性の探求を可能にしました。さらには、絵画、彫刻、建築といったジャンルを超えた立体作品も制作されます。

本展では、近代以降における、彫刻、オブジェ、立体作品の多様な試みを、当館のコレクションから選んだ作品によって紹介いたします。

同時開催 : リキテンスタインの版画

DIC川村記念美術館のコレクションから、アメリカ、ポップアートを代表する画家ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)の版画作品を展示いたします。
1960年代より、漫画をモチーフに、鮮やかな色彩と簡潔な輪郭線、印刷のドットを強調して描いた作品により広く知られていますが、モネの作品を再解釈した《積み藁》や《大聖堂》のシリーズ、建築装飾を絵画化した《エンタブラチュア》など、視覚芸術の本質を問い直すその業績の一端を紹介いたします。

会期中のイベント

五つの部屋をめぐる鑑賞ワークショップ

5月11日(土) 15:00-16:30
小泉晋弥氏 (茨城大学教育学部教授)
当日14:00から館内受付で整理券を配布
一般先着20名、友の会優先予約あり


学芸員によるギャラリートーク

6月8日(土)、6月22日(土)、7月13日(土) 14:00-15:00
予約不要┃エントランスホール集合


ガイドツアー

毎日14:00-15:00(鑑賞ワークショップ、ギャラリートーク開催日を除く)
ガイドスタッフがコレクション展示と本企画展をご案内します。


音声ガイド

作品の解説をお聞きいただけます。
1台500円


にわのわ アート&クラフトフェア・チバ

6月1(土)、2日(日) 10:00-16:00
会場:庭園内
入場料:300円(小学生以下無料)
千葉を愛する作家たちによるクラフト作品などの屋外マーケット。道路混雑が予想されるため、事前にアクセス情報をご確認ください。
主催:「にわのわ」実行委員会 http://niwanowa.info/