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「絵画の森」
戦後日本美術の作家たち

リニューアル2008 コレクション展示

2008年12月12日(金) - 2009年2月1日(日)

時間:
9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:
月曜(ただし1月12日は開館)、12月25日-1月1日、1月13日
主催:
DIC株式会社

入館料

  • 一般 1,000円
  • 学生・65歳以上 800円
  • 小中学生・高校生 500円

団体(20名以上):

  • 一般 900円
  • 学生・65歳以上 700円
  • 小中学生・高校生 400円

障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):

  • 一般 800円
  • 学生・65歳以上 600円
  • 小中学生・高校生 300円

※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です

概要

川村記念美術館では2008年3月のリニューアルオープンにともない、美術館を周囲の環境も含めたひとつの森に見立てて「絵画の森」と題し、夏季と冬季にそれぞれ約120点の所蔵作品を展示しています。
冬季はコレクションのなかでも今までまとめて展示される機会の少なかった戦後日本美術の作品を中心にご紹介いたします。

戦後、日本で活動した美術家たちは、海外の美術動向と並行しながらも独自の表現を追及してきました。それは慣習化し精彩を失った従来の芸術観をくつがえし、そこからあらためて芸術とは何か、さらには人間とは何かといった問題を考えていく行為でもありました。

今回は、新たな表現を牽引した瀧口修造(1903-1979)、斎藤義重(1904-2001)らの作品に加え、ニューヨークを拠点に単色の平面を構成した作品の制作を続ける桑山忠明(1932-)、鉄を素材とした彫刻作品によって空間や時間についての思索を行った若林奮(1936-2003)、ものを作り出すのではなく、ものと人と空間の関係自体に注目し、世界と直接に関わろうとした李禹煥(1936-)の作品などを展観します。

レンブラントや印象派からシュルレアリスムの作品、さらにはバーネット・ニューマンの《アンナの光》など欧米の傑作とともに、日本で生まれた同時代の表現を鑑賞することで、異なる文化から派生した美術の多様な森を実感していただければ幸いです。

 

出品作家

瀧口修造、菅井汲、堀内正和、飯田善國、山口勝弘、オノサト・トシノブ、斎藤義重、 荒川修作、桑山忠明、高松次郎、李禹煥、若林奮、中西夏之、杉本博司

会期中のイベント

ガイドスタッフによる定時ツアー

毎日14:00-15:00
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
 

ヨーロッパの冬の風物詩 クリスマス市

ヨーロッパの街角で毎年11月から12月にかけて開かれるクリスマス市の雰囲気をお届けします。
ドイツの民芸玩具や人形、ツリー装飾、絵本、CD、キャンドル、カレンダー、ホットワイン、カプチーノ、焼き菓子などを販売するほか、ランチタイム(11:30-14:00)には煮込み料理とパン、キッシュのセット(800円)をご用意してお待ちしております。

12月13日(土)-12月24日(水)
10:00-16:30
庭園内ギャラリー