マリー・ローランサンの扇

2010年1月26日(火) - 3月28日(日)

時間:
9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:
月曜(ただし3月22日は開館)、3月23日(火)
主催:
DIC株式会社
後援:
千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、
佐倉市教育委員会
協力:
マリー・ローランサン美術館

入館料

  • 一般 1,100円
  • 学生・65歳以上 900円
  • 小中学生・高校生 500円

団体(20名以上):

  • 一般 900円
  • 学生・65歳以上 700円
  • 小中学生・高校生 400円

障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):

  • 一般 800円
  • 学生・65歳以上 600円
  • 小中学生・高校生 300円

※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です

概要

「死んだ女より哀れなのは、忘れられた女です」。この有名なフレーズで知られるように、画家マリー・ローランサン (1883-1956) は自ら詩を書き、多くの詩人と交流しました。
1922年に友人の詩人たちはマリーを称える詩を寄せ合い出版しますが、この詩集には「扇」というタイトルが付けられました。なぜならエレガントでミステリアスな女性を想像させる扇は、マリー・ローランサンのシンボルとなっていたからです。

このことを知るとき、「扇」という言葉は「絵画と詩」「女性的な世界」の2つの次元において、マリー・ローランサンの世界を象徴するキーワードとしてとらえられます。マリーの絵画に漂う叙情性は、色彩と詩情の融合と呼ぶに相応しく、彼女が描き続けた世界は、まさに扇にたとえられるような優雅と洗練、魅惑に満ちた女性たちの夢の王国にほかならないからです。

本展では長野県蓼科高原にあるマリー・ローランサン美術館のご協力により、青春時代から円熟期までの歩みを、代表的な油彩画のほか、それぞれの時代に描かれた自画像、挿画本など33点の作品によってご紹介いたします。扇を広げてゆくと、閉じられていたときには見えなかった美しい模様があらわれるように、出品作品を新しい感動と共にご覧いただければ幸いです。

関連プログラム

学芸員によるギャラリートーク

1月26日(火)、2月20日(土)、3月13日(土)
14:00-15:00
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
 

ガイドスタッフによる定時ツアー

学芸員によるギャラリートーク開催日を除く毎日
14:00-15:00
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
 

音声ガイド

本展とコレクション展示の解説を収録しています。
貸出料=1台 500円