アメリカ抽象絵画の巨匠
バーネット・ニューマン

開館20周年記念展

2010年9月4日(土) - 12月12日(日)

時間:
9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:
月曜(ただし9月20日、10月11日は開館)、9月21日(火)、10月12日(火)
主催:
DIC株式会社
後援:
千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、
佐倉市教育委員会
助成:
財団法人ポーラ美術振興財団

入館料

  • 一般 1,500円
  • 学生・65歳以上 1,300円
  • 小中学生・高校生 500円

団体(20名以上):

  • 一般 1,300円
  • 学生・65歳以上 1,100円
  • 小中学生・高校生 400円

障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):

  • 一般 1,200円
  • 学生・65歳以上 1,000円
  • 小中学生・高校生 300円

※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です

概要

バーネット・ニューマン (1905-1970) は、20世紀のもっとも重要な画家のひとりです。
一色に塗られた画面に「ジップ」と呼ばれる垂直線を配し、力強い色面の構成による独自のスタイルを確立しました。
単純で明快、ごく限られた要素で構成された作品は冷厳さに満ち、人間味を一切排した印象がありますが、その奥には深い感情があふれています。ときに畏怖の念を感じさせ、ときに優しさの感情で包み込む彼の作品は、究極的には、芸術とは何かという根源的な問いを差し出します。

本展は開館20周年を記念し、当館が所蔵する晩年の大作《アンナの光》を中心に、絵画・彫刻・版画など約30点を紹介するニューマンの国内における初個展です。
果てしない自問自答を繰り返しながら、絵画の意味を伝えようとした芸術家の、その真摯な探求の軌跡をたどります。

関連プログラム

講演会

入館料のみ|先着60名|当日12:00から館内受付で整理券配布

1.「ニューマンにおけるユダヤ性」

イヴ=アラン・ボワ
プリンストン高等研究院教授
ニューマン研究で知られる同氏が、ユダヤ的なるものとニューマンとの関わりに迫ります。
9月4日(土) 14:00-16:00
 

2.「バーネット・ニューマンの技法を通した敬虔なる探求」

キャロル・マンクーシ=ウンガロ
ホイットニー美術館修復保存研究所所長/ハーヴァード大学現代美術技術研究所所長
ニューマン研究で知られる修復保存専門家が、ニューマンの熟達した表現方法を明らかにします。
10月16日(土) 14:00-16:00
 

3.「《18の詩篇》を中心に」

近藤学
20世紀美術史、東京大学グローバルCOE共生のための国際哲学教育研究センター【UTCP】研究員
「絵画と時間性」や「絵画の成立」についての研究で知られる同氏が、新しい切り口でニューマン作品を論じます。
10月30日(土) 14:00-16:00
 

学芸員によるギャラリートーク

9月18日(土)、10月3日(土)、11月3日(水・祝)、12月3日(金)
14:00-15:00
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
 

ガイドスタッフによる定時ツアー

講演会と学芸員によるギャラリートーク開催日を除く毎日
14:00-15:00
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
 

音声ガイド

展覧会解説とコレクションの解説をあわせてお聞きいただけます。
貸出料=1台 500円