コレクション♡リコレクション VOL. 3
コレクションは語る
山口長男
2014年1月2日(木) - 6月29日(日)
- 時間:
- 9:30-17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:
- 月曜(ただし1月13日、5月5日は開館)、1月14日(火)、 5月7日(水)
- 主催:
- DIC株式会社
- 後援:
- 千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会
入館料
- 一般 900円
- 学生・65歳以上 700円
- 小中学生・高校生 500円
団体(20名以上):
- 一般 800円
- 学生・65歳以上 600円
- 小中学生・高校生 400円
障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):
- 一般 700円
- 学生・65歳以上 500円
- 小中学生・高校生 300円
※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です
概要
当館の幅広い収蔵品を紹介するシリーズ企画「コレクション・リコレクション」の第3弾では「山口長男」と「コレクションは語る」の2つの展覧会を同時に開催いたします。
「山口長男」では日本の近現代絵画に大きな足跡を残した山口長男(1902-1983)の油彩画8点に加え、水彩や絵付け陶器も交えながら彼の芸術を多角的にご紹介します。
また、4つのセクションから構成される「コレクションは語る」では、画面に描かれた文字や単語、画家やモデルにまつわるエピソードなどに注目します。作品をめぐる数々の言葉によって紡ぎ出される新しい物語をお楽しみください。
コレクションは語る
展覧会のちらし、収蔵品のカタログ、ギャラリートークや音声ガイド、そして作品の脇に添えられたキャプション。美術館にはさまざまな言葉があふれています。言葉によって作品と鑑賞者をつなぐことは、美術館の持つ大きな役割のひとつだと言えるでしょう。そして作品と向かい合う時、私たちは美術館が差し出す言葉を超えて、より自由に考え、感じたことを言葉にして誰かに伝えたり、書き綴ったりします。作品と鑑賞者の間に言葉が生まれる場として、美術館は多様な可能性を秘めているのではないでしょうか。
この展覧会では、コレクション作品と文字・言葉・テクストの関係に着目し、「ことば」という鍵を手がかりとして豊かなイメージの扉を開きます。作品をめぐる数々の言葉によって紡ぎ出される新しい物語をお楽しみください。
山口長男
202展示室では、日本の近・現代絵画に偉大な足跡を残した山口長男[1902 (明治35)年-1983(昭和58)年]の作品を展観します。
現在の韓国ソウル市(本籍は鹿児島)に生まれた山口は、東京美術学校を卒業し渡仏、佐伯祐三や荻須高徳らと行動をともにした後、ソウルで制作しながら二科会内部の前衛的グループ「九室会」に参加します。戦後帰国後は、黒や茶、黄土色を独自の形態に塗り込めた作品により内外の高い評価を得ています。その作品は、抽象的でありながらも、具体的なものや眼前の対象の観察や接触の積み重ねから制作されており、欧米の抽象絵画とは異なった深い魅力をたたえています。
本展示では、1930年代の初期作品から1960-70年代の代表的な作品に至る油彩8点に加え、水彩や絵付け陶器によって山口長男の芸術を多角的に紹介します。
会期中のイベント
学芸員によるギャラリートーク
1月11日(土)、2月15日(土)、3月21日(金・祝)、
4月12日(土)、5月18日(日)、6月14日(土)
14:00-15:00
各企画の担当学芸員が展覧会の解説を行います。
予約不要|エントランスホール集合
ガイドスタッフによる定時ツアー
ギャラリートーク開催日を除く毎日 14:00-15:00
ガイドスタッフがコレクション展示と企画展をご案内します。
予約不要|エントランスホール集合
音声ガイド
当館収蔵品と展覧会の解説をお聞きいただけます。
1台 500円
ミュージアム・コンサート
~石が奏でる癒しの調べ~
「小松玲子 サヌカイト & マリンバコンサート」
ゲスト:松岡淳(ピアノ)
2014年3月15日(土) 開場17:45 / 開演18:00
一般 2,800円 / 友の会会員 2,300円
にわのわ アート&クラフトフェア・チバ
5月31日(土)、6月1日(日) 10:00-16:00
会場:庭園内(中学生以上300円)
千葉を愛する作家たちによるクラフト作品などの屋外マーケット。
臨時駐車場からシャトルバスを運行します。
事前にアクセス情報をご確認ください。
主催:「にわのわ」実行委員会 http://niwanowa.info/