ジョゼフ・コーネル
コラージュ&モンタージュ

箱、コラージュ作品のほか、上映機会の少ない映像作品や日記、手紙などの資料もご紹介します。

2019年3月23日(土) - 6月16日(日)

時間:
9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:
月曜(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
主催:
DIC株式会社
協力:
横田茂ギャラリー
後援:
千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会

入館料

  • 一般 1,300円
  • 学生・65歳以上 1,100円
  • 小中学生・高校生 600円

団体(20名以上):

  • 一般 1,100円
  • 学生・65歳以上 900円
  • 小中学生・高校生 500円

障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):

  • 一般 1,000円
  • 学生・65歳以上 800円
  • 小中学生・高校生 400円

※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です

※本チケットでコレクション展示もご覧いただけます

※5月5日(日)はこどもの日につき高校生以下入館無料です

概要

ジョゼフ・コーネル(1903-1972)は、ニューヨークの古書店や雑貨店で探し求めたお気に入りの品々を、手製の木箱におさめた「箱」の作品で知られるアーティストです。書物の切り抜きや絵画の複製写真、コーディアル・グラスやコルク球といった小物は、箱の中に配置されると互いに詩的な連関を帯びて響き合い、暗示的なイメージとして作家の世界を構成します。

映画を愛したコーネルは映像作品の制作も行いました。自ら蒐集した既成の映画フィルムの断片をコラージュした作品や、映像作家の協力を得て、主にニューヨークの街中で撮影した作品を監督し、戦後アメリカを中心に展開した実験映画の先駆者としても評価されています。

また、コーネルは独自の魅力を放つ多彩なコラージュ作品を手がけています。平面コラージュの手法は、それが立体的に繰り広げられるアッサンブラージュの箱、そして時間軸上で展開するモンタージュ(編集)による映画にも連なり、コーネルの創作の原点と言えます。

本展では、当館のコレクションに加え、国内の美術館や個人蔵の箱、コラージュ約50点が集結します。また、これまで紹介されることの少なかった映画を上映し、コーネルがデザインした雑誌等の印刷物、日記や構想ノート、友人たちと交わした手紙などの資料も合わせて展示することで、その幅広い仕事を貫く精神を見つめ、作品制作につながる作家の日常や人物像にも迫ります。

※会期中に展示替えがあります。
 前期:3月23日(土)-5月6日(月)
 後期:5月8日(水)-6月16日(日)

 

会期中のイベント

上映会

会期中毎日、コーネルが制作した映画をデジタル上映しますが、3日間限定で一部作品が16ミリフィルム映写によりご覧いただけます。
4月20日(土)、5月18日(土)、6月8日(土) 13:30-
予約不要|展示室にて開催|入館料のみ
 

講演会

横田茂(横田茂ギャラリー)
「日本におけるコーネルの受容」<満席>
5月11日(土) 13:30-15:00
要予約|4月10日(水) 受付開始|定員60名|入館料のみ


学芸員によるギャラリートーク

4月13日(土)、5月25日(土) 14:00-15:00
予約不要|14:00エントランスホール集合|入館料のみ


ガイドスタッフによる定時ツアー

講演会とギャラリートーク開催日を除く毎日
14:00-15:00
予約不要|14:00エントランスホール集合|入館料のみ


ミュージアムコンサート

「コーネルが愛したクラシック」<満席>
岡田将/ピアノ
5月25日(土) 17:45開場 / 18:00開演
一般 3,800円 / 友の会 3,300円 *当日入館料込み
要予約|受付開始=友の会 3月23日(土) 、一般 3月28日(木)