「4つの物語」
コレクションと日本近代美術
2009年6月27日(土) - 9月23日(水・祝)
- 時間:
- 9:30-17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:
- 月曜(ただし7月20日、9月21日は開館)、7月21日(火)
- 主催:
- DIC株式会社
- 後援:
- 千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会
入館料
- 一般 1,300円
- 学生・65歳以上 1,000円
- 小中学生・高校生 500円
団体(20名以上):
- 一般 1,100円
- 学生・65歳以上 800円
- 小中学生・高校生 400円
障害者手帳をお持ちの方
(付き添い1名まで同料金):
- 一般 1,000円
- 学生・65歳以上 700円
- 小中学生・高校生 300円
※各種割引適用には学生証や保険証などの身分証明書が必要です
概要
DIC川村記念美術館のコレクションの中心をなすのは、抽象・ダダ・シュルレアリスムから戦後アメリカ美術に至るいわゆる欧米の20世紀美術です。また、それらとともに、レンブラント、印象派、エコール・ド・パリの作品が歴史的展開を補強するかのようなかたちで集められ、さらに近年の日本の作家による作品も収集されています。
近・現代美術史のおおよその展開を対象とするコレクションですが、しかし、ここに抜け落ちているのが日本近代の作品群です。
幕末・明治における洋画技法の流入以降、日本の美術は欧米の美術の展開に刺激を受けながらも自らの表現を築き上げてきました。現在我々が共有する美術についての鑑識眼はいわばその成果とともにかたちづくられ、そこから数々の国内コレクションが形成されていったともいえるでしょう。
本展は、DIC川村記念美術館のコレクションから選んだ欧米絵画を起点とする4つの柱をもとに、それらとの間に影響関係や類同性が見られる明治以降の絵画を並置することで、日本近代絵画の多角的な理解をめざすものです。
同時に、当館のコレクションを日本近代の名品との比較によってあらためて見つめなおすことも企図しています。どこが同じでどこが違うのか、日本の画家たちが独自の表現に至るにはどんな背景があったのか―
4つの物語を軸に現代日本に生きる私たちの眼で再検証してみましょう。
会期中のイベント
講演会
『近代絵画における「個」と「普遍」』
本江邦夫(多摩美術大学教授)
7月5日(日) 14:00-16:00
入館料のみ|当日11:00から館内受付で先着60名に整理券配布
学芸員によるギャラリートーク
6月27日(土)、7月25日(土)、8月8日(土)、22日(土)、9月19日(土)
14:00-15:00
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
ガイドスタッフによる定時ツアー
毎日14:00-15:00
※講演会と学芸員によるギャラリートーク開催日を除く
入館料のみ|14:00エントランスホール集合
音声ガイド
本展とコレクションの解説を収録しています。
貸出料=1台 500円