「マン・レイのオブジェ　日々是好物｜いとしきものたち」展の関連イベントとして、二人の学芸員によるキュレイターズ・トークを11月20日(日)に開催しました。

本イベントは、異なる視点で企画された2つの「マン・レイ」展が同時期に開催されることをきっかけに、神奈川県立近代美術館 葉山との連携イベントとして実現しました。

神奈川県立近代美術館 葉山で「マン・レイと女性たち」展を担当された朝木由香学芸員をゲストにお迎えし、当館の「マン・レイのオブジェ」展を担当した杉浦花奈子学芸員とともに展覧会場を巡りながら、作家やその作品の魅力について語り合いました。

オブジェ作品がタイトルや素材を変え音楽の変奏のように再制作されてゆく様子や、マン・レイの写真に登場する女性たちについて、さまざまなエピソードを展開しました。それぞれの展覧会の見方を重ねて鑑賞することで、より深く多角的にマン・レイやその作品について知ることができる機会となりました。

12月4日(日)には葉山にて両学芸員による対談が予定されています。

◎詳細は神奈川県立近代美術館ウェブサイトにてご確認ください